学校紹介

地域の進学拠点校として

岡山県立林野(はやしの)高等学校は、岡山県北東部の美作市に所在する全日制普通科の高等学校。明治41年に倉敷女学校(倉敷は林野の旧名)として創立され、平成30年に創立110周年を迎えた伝統校です。
平成16年に岡山県立大原高等学校、平成19年に岡山県立江見商業高等学校との再編整備により、現在は美作市に所在する唯一の公立高等学校となっています。
卒業生の大半が大学をはじめとする上級学校に進んでおり、地域の進学拠点校としての役割を担っています。また近年は、「マイドリームプロジェクト(総合的な探究の時間:通称MDP)」の取組みが地域課題解決型学習として全国的な注目を集めるほか、持続可能な地域社会の実現を目指すESDの諸活動が認められ、平成25年12月にユネスコスクールに認定されました。
平成28年度からGoogleが全国で行っているChromebookとG Suiteを活用した新しい教育活動の実証実験に参加し、校内のWi-Fi整備も進めるなど、ICT活用についても先進的な取組を進めています。

Google for Education事例校

校長メッセージ

 岡山県立林野高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校は、今年で創立116年目を迎える伝統校です。岡山県北東部の拠点校として、地域のニーズに応えながら歴史を重ねてきました。校訓「すべては光る個性の輝き」のもと、単位制普通科として魅力ある教育を提供しています。生徒たちは、勉強や学校行事、部活動、生徒会活動、国際交流、ボランティアなど、さまざまな活動に積極的に取り組んでいます。
 「ICT教育」「PBL(課題解決型学習)」「国際交流」が、林野高校の大きな魅力です。本校は、ICT教育の先進校として、2021年にGoogle for Education 事例校に認定され、2022年に学校情報化優良校、2023年に文部科学省からリーディングDXハイスクールに指定され、2024年に高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)に指定されています。常にICTを活用した最先端の学びを目指しています。
 また、「マイドリームプロジェクト」「みまさか学」など地域と連携しながら取り組む課題解決型学習を通じて、人口減少や生成AIなどの高度情報化、グローバル化が進む先の見通せない社会において、自らの力で考え、挑戦していく生き方を学んでいます。
 国際交流では、台湾の姉妹校2校と定期的にオンライン交流を実施しています。今年度は、台湾での対面交流が実現し、ホームステイなど素晴らしい体験を行いました。
 夢の実現に向かって挑戦する生徒を育てる林野高校であり続けるために、引き続き努力してまいります。今後とも、皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

校長

校長 竹内 稔

校訓・教育目標

校訓

  • すべては光る 個性の輝き

    個性が輝く人の群れに居れば、
    個性的に育まれる。
    個性とは人間力と他よりも優れた、
    或いは他が持たない力が
    生み出すもの。

  • すべては光る個性の輝き

3つの教育目標

  • 知性と教養を身につけ、豊かな心と健全な身体で、自立の精神を有し、個性を生かした地域や社会に貢献できる人材の育成を図る。
  • 論理的な思考力、創造力、課題発見・解決能力を持った自立型人材を育成する。
  • 生徒の自主的な社会参加を通じて、対人関係能力や望ましい人としての生き方を体得させる。

概要・沿革

アクセス・概要

交通手段

JR林野駅から自転車10分、美作市営バス「三倉田上停留所」から徒歩5分、美作共同バス「上本町停留所」から徒歩3分、なぎバス「林野高校停留所」から徒歩1分、英活バス「新橋前」から徒歩1分

所在地 岡山県美作市三倉田58-1
TEL 0868-72-0030
FAX 0868-72-3843
  • 敷地面積
    校舎敷地17,301㎡
    運動場13,028㎡
    その他敷地934㎡
  • 建物面積
    校舎8,117㎡
    体育館1,628㎡
    武道場929㎡
    雑建物1,419㎡

校章

校章
林野高等女学校の鳩のマークからヒントを得て、昭和25年に同じ鳩の羽を使って「平和日本にふさわしい躍進」というイメージをもたせてつくられた。

校歌

  • 岡山県立林野高等学校 校歌

    昭和25年の高校再編整備にあわせて制定された。作詞者の黒田慶次氏は戦前本校に勤務された国語の先生で、作詞された時は町の教育長だった。作曲者の松田豊治氏は本校第9代の校長先生で、禅宗の門に入られた求道的な方であったと記録が残っている。

  • 岡山県立林野高等学校 校歌

    作詞 黒田慶次  作曲 松田豊治

  • 岡山県林野高等女学校 校歌

    昭和14年ごろ、音楽担当の北原雄一先生が作詞、作曲されたもので、現在の校歌制定まで歌われていた。

  • 岡山県林野高等女学校 校歌

    作詞・作曲 北原雄一

沿革

明治41. 4.18
倉敷女学校(本科3年,補習科1年)を倉敷尋常高等小学校に付設
大正6. 4.10
独立して町立倉敷女学校を設置
大正7. 4
町名改称と共に林野実家女学校と改称
大正9. 5.19
町立林野実科高等女学校を設置,6月7日開校
昭和3. 4. 1
県営に移管,岡山県林野高等女学校と改称 大正11. 4設立の岡山県勝間田高等女学校を合併
昭和23. 4. 1
岡山県立林野高等学校と改称
昭和33.10. 3
創立50周年記念式典を挙行
昭和40. 1.31
寄宿舎を移転し,その跡に鉄筋2階建4教室を建設
昭和44. 4.16
危険校舎改築1期工事として鉄筋4階・特別教室4室を建設
昭和45. 4.20
危険校舎改築2期工事として鉄筋4階・図書室・特別教室を建設
昭和46. 3.31
危険校舎改築3期工事として鉄筋4階・校長室・教務室・事務室等を建設
昭和46.10.20
生徒部室・食堂等鉄筋2階建を建設
昭和47. 9. 3
プール(25m×7コース)を新設
昭和49.12.24
普通教室2室を3階に増築
昭和50.10. 8
体育教官室を建設
昭和53.10.12
創立70周年記念式典を挙行。記念として,同窓会記念館鉄筋2階建を建設
昭和59.11.13
木造(危険)校舎第1期改築工事として鉄筋3階建普通科教室6室を建設
昭和61. 3.28
木造(危険)校舎第2期改築工事として鉄筋3階建普通教室3室,鉄筋4階建特別教室4室,保健室,生徒昇降口を建設
昭和62. 3.12
木造(危険)校舎第3期改築工事として鉄筋3階建特別教室3室を建設
昭和63.10.19
創立80周年・校舎改築落成記念式典を挙行 記念として運動部部室を建設
平成2. 3.28
新体育館1,601㎡を建設
平成2. 3.31
屋外便所21㎡を建設
平成7. 3.31
家政科閉科
平成10.10.16
創立90周年式典を挙行 記念として校門改築及び校訓碑建立,シャワールームを建設
平成10.12.22
普通科小学区制が廃止され,中学区制に移行される
平成11. 3.19
武道場全面改修
平成14. 3. 7
武道場耐震補強工事完成
平成15. 4. 1
第1学年から普通科単位制となる
平成16. 4. 1
新しい林野高校が開設される(大原高校との再編)
平成16. 4. 9
新しい林野高校開設記念式を挙行
平成17. 3.14
単位制移行のため,鉄筋3階普通少人数教室3室と,地歴・公民教室1室を増築
平成17. 3.28
テニスコート2面が,校地東側に移設
平成19. 1. 5
新しい林野高校発足の式を開催
平成19. 4. 1
新しい林野高校が開設される(江見商業高校との再編)
平成19. 4. 9
新しい林野高校開設記念式を挙行
平成20.10.10
創立100周年式典を挙行
平成21. 3. 4
普通教室棟大規模改造工事完成
平成21.12. 1
創立100周年記念事業として,生徒昇降口をコモンホールに改造,その南側に生徒昇降口,東側に便所を建設
平成25.12.10
ユネスコスクールに認定される
平成26.12.10
管理特別棟耐震補強工事完成
平成27. 3. 9
購買・部室棟耐震補強工事完成
平成30. 2.28
國立台南第二高級中学・台南市立大湾高級中学と包括連携協定締結
平成30. 7. 6
平成31年度入学生から、全国募集を始める
平成30.11.16
創立110周年式典挙行
平成31.4.1
全校生徒一人一台Chromebookの導入が完了
令和3.4.1
Google for Education事例校に認定される
令和5.4.1
文部科学省「リーディングDXスクール事業」の指定を受ける(高等学校では全国で3例)
令和6.4.1
文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」に採択される

学校評価

学校運営協議会(コミュニティスクール)

  • 学校運営協議会
  • 学校運営協議会制度とは

    学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律(地教行法第47条の5)に基づいた仕組みです。

令和6年度会議予定

第1回学校運営協議会
令和6年5月27日(月)開催
第2回学校運営協議会
令和6年10月30日(水)開催
第3回学校運営協議会
令和7年3月開催予定