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【林野高校では先生も学び続けています! その3「第1回数学科研究会」】校長だより

投稿日:2021.12.06

令和3年10月15日(金)、授業改善を目指した、校内数学科教科研究会が実施されました。講師として、岡崎正和先生(岡山大学大学院教育学研究科教授)をお迎えし、授業を公開して他教科の教員も研修しました。

◯公開授業① 土居吉幸教諭 1年生「数学A」、第2章 図形の性質 第2節 空間図形

 「正多面体の体積をいろいろな視点から求めることができる」を目標として、1辺の長さがaの正八面体と正四面体の体積を求める問題を学習しました。本校数学科で作成した立体模型を駆使しての授業が展開され、生徒はアクティブに思考していました。実物を手にとって考える活動が有効であったと思います。

◯公開授業② 花房潤教諭 2年生「数学B」、第3章 数列 第2節 いろいろな数列

 「与えられた問いに対して、グループで協力して解決しようとする。記号Σの性質を理解し、数列の和を求めることができる。」を目標として、「家庭で事前に予習動画を視聴した上で、授業ではグループで問題を解く。」という反転学習が展開されました。生徒間で質問し合う様子が見られ、対話的で深い学びの実現に向けての挑戦が感じられました。各グループの解答は即時にカメラで撮影してClassroomで共有し、スムーズに解説が行われていて、ICTの効果的な利活用ができていると思いました。