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【林野高校では先生も学び続けています! その2「岡山県高教研理科部会生物教育研究会」】校長だより

投稿日:2021.11.15

令和3年11月12日(金)、岡山県高教研理科部会生物教育研究会が林野高校で開催されました。本校の狩山ありさ教諭の1年生「生物基礎」の研究授業、瀬田幸一郎教諭の「林野高校ICT活用実践紹介」が行われました。講師として、定金龍輔先生(岡山県高校教育課指導主事)、福井貴博先生(岡山県総合教育センター指導主事)をお迎えし、岡山県内から14名の先生方が来校されました。内容は次の通りです。

◯研究授業

 ・目標「細胞周期において各期に要する時間は、観察した視野内の各期の細胞数と比例することに気づき、各期に要する時間を求められる」

 ・導入「動物園のライオンはいつ見ても寝ているから、1日のほとんどを寝て過ごしているのではないか」という雑談から、出会う回数とその所要時間が比例することをイメージさせる。

 ・グループになり、Jamboardで体細胞分裂中の細胞の写真を時期ごとに分類する。

 ・各時期の時間を求める方法を考える。

 ・グループの代表が考察した内容を発表する。

 ・OPPシートを記入してまとめ、振り返りをする。

イメージしやすいライオンの話を導入に使い興味を持たせていました。Jamboardで体細胞分裂中の細胞の写真を時期ごとに分類する活動では、1人1台端末を有効に活用し対話的な学びを実現していました。そして、各期に要する時間の計算において、ライオンの寝ている時間の話が大きなヒントとなって、理解を助けていたと感じました。若手の先生が生徒と共に成長しています。