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吉井川舟唄同好会


私達、吉井川舟唄同好会は、今年度1年生1人、2年生6人、3年生3人の計10名で活動しています。

「吉井川舟唄」は、かつて吉井川が高瀬舟の水運で栄えた時代に、船頭さんたちに唄われていました。美作国建国1300年を記念して、平成25年に、林野高等学校が中心となってこの唄を現代風にアレンジし、活力あふれる踊りを創作しました。「うらじゃ」や「ごんご」に匹敵する美作市民全員が踊れる何かをという考えから、多くの方々のご支援のもと完成した踊りです。最初は有志による踊り連として活動してきましたが、現在は「吉井川舟唄同好会」として活動してきました。ところが、ここ三年間、新型コロナウイルス感染症の影響で様々なイベントが中止となり、活動する機会が大幅に減ってしまい部員一同悔しい思いでした。

昨年度(令和4年度)は、久しぶりにあがりん祭体育の部で全校生徒みんなで踊ることができました。部員を中心に一つになって練習に取り組みました。本番の体育の部では、地域の方に見ていただくことはできませんでしたが精一杯楽しんで踊ることができ最高の思い出となりました。また、大原で行われた「うららおおはらじゃ」結成20周年イベントに参加させていただきました。吉井川舟唄についての紹介や伝統について話をすることにとても緊張していましたが、林野高校の良さや「吉井川舟唄同好会」という同好会組織があるということを知ってほしいという思いで思い切り踊ることができました。観客のみなさんも楽しんでいただきとても嬉しかったです。

今年度(令和5年度)は、5月5日(金)に武蔵の里・鎌坂峠ツツジ園で開催されたツツジ祭で踊る機会をいただきました。やはり高校だけでなく美作市のいろいろなところで踊って地域の方々に元気を届けたいと思いました。私たちは少人数ではありますが、文化や伝統を繋げ、林野高校から地域へ、元気と活力で恩返しできるよう、これからもがんばって活動していきます! (令和5年5月22日現在)